OODA(ウーダ)ループトレーニング
状況の変化に応じて臨機応変に判断し、柔軟に対応する新たなマネジメントです。
OODAとは?
OODA(ウーダ)とは、刻々と変化する状況を察知し、自分の思考と行動を変化させ、成果や結果を導き出す行動(マネジメントモデル)です。
もともとは、アメリカ空軍で生まれたメソッドであり、欧米では組織・会社を運用するのにスタンダードな概念であります。
近年では、日本でもOODAの概念が認知され始め、環境変化の激しい現代のビジネスシーンに応用が可能であり、さらに現場でのマネジメントにも適用できる概念です。

カリキュラム
OODAループ入門

対象
OODAループの概念に初めて触れる方
概要
OODAループの概念理解を目的としたレクチャーやワークを中心にプログラムを設計しております。
状況変化を捉えて臨機応変に判断し、行動する力を体系的に学び、職場で活用するヒントを得ていただきます。
内容
-日本のビジネススタンダードであるPDCAサイクルをOODAループと対比して再認識
-現代のビジネスシーンで求められるOODAループの概念理解
-ワークを通じたOODAループのポイント理解
-OODAループの体験
-職場でのOODAループの活用検討
OODAループトレーニング

対象
OODAループ実践の機会を積み重ねたい方
概要
OODAループ実践ワークやアクションプランの作成など、職場でのOODAループ実践を見据えたプログラムを設計しております。 状況変化を捉えて臨機応変に判断し、行動する力の習得、職場での活用を促します。
内容
-現代のビジネスシーンで求められるOODAループの概念理解
-インバスケット法を活用したOODAループトレーニング
-素早い判断力を鍛えるトレーニング
-ケースに応じたOODAループトレーニング
-職場でのOODAループ実行計画の策定
期待できる効果
OODA(ウーダ)ループトレーニングを受講することで、状況の変化に応じて臨機応変に判断し、⾏動する⼒が⾝につきます。また、上⻑に判断を委ねるマネジメントから脱却することで、⽬的を重視し、本質を捉えて⾏動する⼒が⾝につきます。
仕事の回し⽅、会社‧組織の変⾰には⼀⼈⼀⼈の概念を変⾰することが必要です。本プログラムでは最終的にはお客様の会社‧組織そのものを変⾰することができるよう、OODAループの素地を⾝に付けるものとしています。
PDCAとOODAの違いとポイント
OODAは4つのプロセス、【Observe/観察】→【Orient/⽅向付け】→【Decide/決⼼】→【Act∕⾏動】でマネジメントを⾏う⼀⽅で、PDCAは、【Plan/計画】→【Do/計画の実⾏】→【Check/実⾏の評価】→【Action/⾏動の修正】でマネジメントを⾏います。
これまでの管理職は、PDCAを基本としてマネジメントを⾏ってきました。しかしながら、PDCAマネジメントは、”Plan”を作ることが重視され、また”Do”は「計画通りに進む」か否かが評価の対象になり、”Check”が責任追及の場になる為、成果に結び付くまでに時間が掛かります。これに対してOODA(ウーダ)は、環境変化に柔軟に対応する新たなマネジメントと⾔われています。PDCAにおける”Do”の結果が全て出るまで待つことなく、次の”Action”を⾏うことも可能です。
弊社のOODAループトレーニングは「PDCAサイクルと併⽤する」ことでより⼀層効果を引き出すプログラムとなります。

PDCAサイクル
トップダウンによる現場を踏まえない無理な計画が出され、想定外のことが起きても、計画を重視してマネジメントが⾏われる傾向があるため、現場が蔑ろになる。
OODAループ
現場のリーダーが 、状況に応じて臨機応変に判断し⾏動をすることで、これまでの”上⻑”に判断を委ねるマネジメントよりも、⾏動へのスピードが格段にあがる。