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FFS理論

FFS理論とは、チームを編成するにあたって、そのチームの個々のメンバー特性を理解したうえでそれぞれのメンバーが持つ強みや弱みを客観的に把握する手法のことを言う。

FFS理論は個人の性格を5つの因子に分類している。

  1. 凝縮性因子
    自らを固定・強化しようとする力の源泉となる思い入れ因子であり、この因子が高い人は、自分自身の価値観を強くもっている傾向にある。
  2. 受容性因子
    自らの外部の状況を受け入れようとする力の源泉となる思いやり因子であり、この因子が高い人は、外部の状況が幸福なときにこそ、自分も幸せになれると思う傾向にある。
  3. 弁別性因子
    自らの内部・外部の状況を適・不適などのように相反分別しようとする力の源泉となる因子であり、自分の置かれた状況や心理状態などに関して、それが適正であるか不適正であるか二分的に弁別する機能をもつ因子。この因子は、成育環境の影響を受け、統計的には学童期に固定されると言われている。
  4. 拡散性因子
    自らを拡張・発展させようとする力の源泉となる攻めの因子であり、「よく見せたい」とか「得をしたい」と思う傾向がある。
  5. 保全性因子
    自らを保全・維持しようとする力の源泉となる守りの因子であり、「よく見られたい」とか「損はしたくない」と思う傾向がある。

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内容概要

多くの企業で定期的に人事評価を行い、管理職の方は部下の評価のために面談を行っていることと存じます。ところが、その面談で被・評価者(部下)が納得性のある人事評価をされたと感じるのではなく、不満を感...

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