幹部層が「一枚岩」となり、
変革へ向けた対話の土壌を構築できました。

ウェルス・マネジメント株式会社

管理本部 人事部 部長 小林 明世 様

事業内容

投資事業、不動産事業、アセットマネジメント事業、ホテル事業

導入事例概要

      1.導入課題一枚岩となって次の成長ステージへ進むために。  2.選定の理由導入の決め手となった「課題への深い理解」。  3.導入課題「本音の議論」を通じて、幹部層の視座を引き上げる。  4.導入効果幹部層が一枚岩になる「きっかけ」を創出。  5.今後の展望継続的に社員の思考転換を促し、会社の発展に繋げる。

導入したサービスの特徴

管理職向け育成支援プログラム

  ●幹部層の「一枚岩」化と、会社改善に向けた共通認識の醸成

  ●理念と向き合う機会が少なかった役員の、MVVへの積極的な関与を実現

  ●部門を超えた本音の対話が生まれる土壌の構築

  ●研修の手ごたえが、継続的な実施検討への後押しに

            

一枚岩となって次の成長ステージへ進むために。

- 外部研修を検討するようになった背景は何だったのでしょうか。

当社では、事業の拡大と業務の高度化に伴い、組織としての成長をさらに加速させるための基盤づくりが重要になっていました。各部門が専門性を発揮しながら成果を生み出していくことに加え、会社全体の理念や目標を社員一人ひとりと共有し、一枚岩となって成長につなげていくことが、持続的な成長には欠かせないと考えていました。

当社の役員や部長陣は、組織を率いる「マネージャー」として、社員の成長を支え、チームの力を最大化する役割を担っています。また同時に、事業の最前線で判断し、成果を生み出す「プレイヤー」としても、日々の業務推進に大きく貢献しています。こうした役割がますます重要になる中で、幹部層がより高い視座を持ち、理念や目標を具体的な行動に結びつけながら、部下との対話や部門間の連携を深めていくことが必要であると考えました。

そこで、外部研修を通じて、幹部層が自らのマネジメントやリーダーシップのあり方を振り返る機会を設けることにしました。今回の取り組みを通じて、社員一人ひとりが会社の目指す方向性に共感し、自らの役割を前向きに捉えながら挑戦できる組織づくりを進めていきたいと考えています。

            

導入の決め手となった「課題への深い理解」。

- アクティブ アンド カンパニーの研修を採用した決め手を教えていただけますか。

もともとアクティブ アンド カンパニーさんの人事管理システム「サイレコ」を活用していた縁で、定期的なフォローの際に研修についても相談させていただいたのがきっかけでした。以前から管理職研修の導入を検討しており、他の大手研修会社も比較対象に挙がっていましたが、「型どおりの研修」は弊社のスタイルには合わず、なかなか踏み切れずにいました。

その背中を押してくれたのが、アクティブ アンド カンパニーさんのオウンドメディア「経営人。」の記事でした。“後継者不在”に関する記事は、まさに弊社の抱える悩みに重なり、さらに不動産業界に関する知見などへの深い洞察があることがわかり、ぜひ相談したいと思いました。「表層的なスキル伝達ではなく、組織の核心に踏み込んでくれる」と確信できたことが、最終的な決め手になりました。

また、組織体制の変更に伴い、「講師派遣型研修は避けたい」という方針が変わったタイミングと重なったことも、実施に踏み切れた要因の一つです。外部講師を活用することで、これまでになかった「当事者意識への働きかけ」を期待しました。

            

「本音の議論」を通じて、幹部層の視座を引き上げる。

- 研修内容を煮詰めていくなかで、こだわった点やご要望はありましたか。

研修の設計において一番こだわったのは、参加者である役員・部長陣が、「プレイヤーとしての個の最適」から「マネジメントを通じて組織を伸ばす全体最適」へと視座を高め、当事者意識をより深めることでした。弊社の幹部層には、他業界で実績を上げてきた人材や、銀行出身の人材が多く、個人のビジネススキルは非常に高いレベルにあります。だからこそ、一般的な管理職スキルを一方的に学ぶだけの研修では、十分な納得感は得られません。彼らの高い能力を、いかに「自らが会社を創り、後進を育成する」という組織マネジメントの力へとつなげていくかに注力しました。

また、表面的なスキル研修ではなく、当社で新たに策定したMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を、自分たちがどう体現すべきか、本気で向き合う場にしたいという思いもありました。

当日は役員・部長陣が一堂に会し、MVVを軸に、「自分たちはどう動くべきか」をグループで議論しました。普段は部門を超えて向き合う機会が限られる幹部同士が、本音で対話し、それぞれの立場から組織の未来を考える場となりました。

オフィス内観/社員の交流を促すコミュニティラウンジ オフィス内観/社員の交流を促すコミュニティラウンジ

            

幹部層が一枚岩になる「きっかけ」を創出。

- 研修の実施後、どのような変化や効果を感じていらっしゃいますか。

人事部長の立場では、幹部層の今回の研修や、MVVへの関心の有無に対して、懸念していましたが、予想以上に真剣に、かつ熱量を持って議論に参加していたことは大きな発見でした。これまでそれぞれの領域で活躍していた幹部層が、会社を良くしていこうという共通認識のもとで、「一枚岩」になるきっかけが生まれたと感じています。

社長も研修後、「全役員に理念を直接伝えられる場ができて良かった」と手応えを感じており、その場で2回目以降の継続実施を口にするほどでした。この「対話の土壌」ができたこと自体が、改善に向けた確かな第一歩だと感じています。

一方で、スケジュールの制約により伝えきれなかった課題も明確になりました。今後はこの熱量をいかに継続し、ブラッシュアップしていくかが鍵になると考えています。

ウェルス・マネジメントグループ 主なホテル開発実績 ウェルス・マネジメントグループ 主なホテル開発実績

            

継続的に社員の思考転換を促し、会社の発展に繋げる。

- 最後に、今後のウェルス・マネジメント様の目標や展望を教えてください。

今後は、部長・次長クラスのマネジメント力をさらに引き上げ、各組織が自律的に成長し、成果を生み出せる組織づくりを進めていきたいと考えています。現場を直接リードするマネージャー層が、その高い専門性を事業推進だけでなく、人材育成やチームづくりにも発揮することで、組織全体の力をより大きく引き出せると考えています。人事としても、研修や対話の機会づくりを含め、多面的にサポートしながら、持続的な成長を支えるマネジメント基盤の強化に取り組んでいきたいと考えています。

また、マネージャー個人への支援だけでなく、メンバーを巻き込んだ組織運営ができるよう、若手の声を吸い上げてフィードバックする「現場起点の対話」を促す仕組みづくりにも取り組んでいきたいです。匿名サーベイの数値だけでは捉えきれない現場の声を可視化し、マネージャー陣がそれを活かして、経営や現場との対話を主導していけるような環境を整えることが、次のステップです。

単なる不動産会社にとどまらず、当社のグループスローガンである『日本の「資産」を未来の力に』を体現する会社として、社員が助け合い、誇りを持って誠実に努力を重ねる組織を目指す。そのためにも、一過性のスキル研修に留まらず、コーチングを含めた継続的な思考転換や、現場マネージャーの主体的な行動変容を支えるサポートに、これからも期待しています。

- 今後とも、そのお手伝いができれば幸いです。お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。

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