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カンパニー制組織

カンパニー制組織とは、社内分社のことであり、各カンパニーの独立性を高めるため権限と責任を与え、損益計算書だけでなく、貸借対照表もカンパニー単位で作るなどして独自採算を図らせる組織形態のことを指す。

  • メリット
    →事業部制組織に比べて権限を委譲しているため、意思決定のスピードが迅速化し、市場のニーズに即応するなど競争力を高めることが可能になる。
    →各カンパニーが独立採算になるので損益計算上だけでなく資産にも責任を持たせられて、利益だけでなく資産効率などの向上も図ることが出来る。
  • デメリット
    →部分最適に陥り、カンパニー間のコミュニケーションが希薄になる。
    →カンパニーそれぞれが人事部など経営機能を持つことで、リソースの重複 が発生し、企業全体としての資産効率が損なわれる。
    →損益計算書や貸借対照表などを作成する煩雑さがある。
    →デメリットを回避するために、本社機能は全体最適の視点で、リソースを再配分するなどして経営資源の合理化、効率化を図ることが求められる。

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