あ行

黄犬契約

黄犬契約 Yellow-dog Contract

おうけんけいやく、又はこうけんけいやくと読む。
黄犬契約とは、労働者を雇用する時に、労働者が労働組合に加入しないことや労働組合から離脱することを条件にした労働契約である。
これは団結権を否認することになるため、労働組合法7条では、禁止している。
1920年代、アメリカで恐慌時に経営者が労働運動を弾圧するために、労働者が労働組合に加入しないことや労働組合から脱退することを雇用条件とする方法を多く用い、この条件を呑む労働者を「黄色い犬」と呼んだことからこの名前がついている。
黄犬契約は、連邦裁判所でも認められていたが1932年には、無効とされた。
日本では法律上では禁止しているが、直罰主義をとっておらず、現状回復主義を取っているため、経営者によっては平気で黄犬契約を労働者と結んでいる場合もある。

 関連イベント・セミナー

お役立ち資料|HRテックの気になる導入効果~申請承認業務を約80%削減した方法とは?~

内容概要

昨今の働き方改革やDXの推進によって、システム導入を検討される企業様が非常に増加しております。人事部門においても、今後はデジタル技術を活用して定型的な業務を自動化・効率化し、データに基づいた戦略...

詳細内容を見る

お問い合わせ

資料請求‧お電話など各種お問い合わせは下記よりお気軽にご相談ください。

03-6231-9505

平⽇ 9:00 - 18:00(⼟⽇祝⽇を除く)