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黄犬契約

黄犬契約 Yellow-dog Contract

おうけんけいやく、又はこうけんけいやくと読む。
黄犬契約とは、労働者を雇用する時に、労働者が労働組合に加入しないことや労働組合から離脱することを条件にした労働契約である。
これは団結権を否認することになるため、労働組合法7条では、禁止している。
1920年代、アメリカで恐慌時に経営者が労働運動を弾圧するために、労働者が労働組合に加入しないことや労働組合から脱退することを雇用条件とする方法を多く用い、この条件を呑む労働者を「黄色い犬」と呼んだことからこの名前がついている。
黄犬契約は、連邦裁判所でも認められていたが1932年には、無効とされた。
日本では法律上では禁止しているが、直罰主義をとっておらず、現状回復主義を取っているため、経営者によっては平気で黄犬契約を労働者と結んでいる場合もある。

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