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時間外手当

時間外手当 Overtime Pay

1日8時間を超過した勤務に関して、2割5分増以上、深夜に及んだ場合には5割増以上、法定休日に労働させた場合には3割5分増以上、深夜に及んだ場合には6割増以上の割増率で割増賃金を支払う必要がある。

割増賃金の算定方法は以下のとおり
1時間当たりの賃金額※×時間外労働・休日労働・深夜労働の時間数×割増賃金率

※1時間当たりの賃金の算出方法
月の所定労働賃金額÷1ヶ月の所定労働時間数

臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、以下の注意をする必要がある。

  • 時間外労働時間・・・年720時間以内
  • 時間外労働+休日労働・・・月100時間未満、2~6か月平均80時間以内

原則である月45時間を超えることができるのは、年6か月まである。

大企業は2019年4月~、中小企業は2020年4月~時間外労働の上限規制が導入された。

残業時間の上限は、原則月45時間・年360時間になり特別な事情がなければ超えることはできない。

その為、より一層企業は、時間外労働について対策を立案する必要がある。

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