部下のタイプに応じたマネジメント法は?

2015年04月01日

あなたは今までの業績が認められ、晴れて営業部の課長に昇格しました。
新任課長として日々奔走するものの、ある部下のマネジメントに対して頭を抱えていました。その部下は営業経験
が少なく、また、意欲の低い部下でした。

さて、あなたはどういった方法でこの部下をマネジメントしますか?

1

こちらの考えを説明し、部下の疑問に答える「説得型」

2

具体的に指示し、行動を促す「指示型」

3

厳しく叱責し、部下のやる気を喚起する「激高型」

4

部下がやる気を出すまで気長に待つ「忍耐型」

A
2
具体的に指示し、行動を促す「指示型」

部下を効果的にマネジメントしていくためには、部下のタイプによって指導方法を変える必要があります。
部下のタイプによって異なる指導方法をモデル化したものに「SL理論」という理論があります。
「SL理論」では、部下のタイプを「能力」と「意欲」のそれぞれの高低にわけ4つに分類し、4つの分類のそれぞれに対して発揮するリーダーシップを変えることにより、部下マネジメントする必要があるとされています。
<SL理論による発揮するリーダーシップの4つのタイプ>
1.指示型リーダーシップ:「能力」が低く、「意欲」が低い部下
→具体的に指示し、行動を促す。
2.説得型リーダーシップ:「能力」が低く、「意欲」が高い部下
→こちらの考えを説明し、疑問に応える。
3.参加型リーダーシップ:「能力」が高く、「意欲」が低い部下
→自立性を促すため激励したり、考えを合わせ環境を整備する。
4.委任型リーダーシップ:「能力」が高く、「意欲」が高い部下
→権限や責任を委譲する。

あなたも、どの部下に対しても同じリーダーシップを発揮していないか再度振り返って確認してみてはいかがでしょうか?

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