あ行

AQ -逆境指数

AQとはAdversity(逆境) Quotient(指数)の頭文字をとったものであり、大きな悲劇から小さな怒りまで、あらゆる逆境に対応する為に、人々に組み込まれた行動パターンの事である。
AQは、ハーバードビジネススクール客員教授のポール・ストルツ(Paul G. Stoltz)博士によって考案された考え方であり、「日常の様々な逆境に対して、人及び組織はどのように反応するのか」を指数化したものである。
AQでは、人の逆境に対する反応は、Coreと呼ばれる4つの要素が組み合わさって決まるとされており、その4つの要素とは、コントロール(Control)、責任(Ownership)、影響の範囲(Reach)、持続時間(Endurance)である。
更に、人はその逆境への対処方法で、「脱落組」「キャンパー」「登山家」の3タイプに分けられるという。
企業に属する従業員の80%以上は「キャンパー」であり、逆境が重なると、逃げ出したり、現状に安住しようとする。今、組織で求められるのは、直向きに頂上を目指す登山家タイプの人材であると言われている。
またAQは、低い方から次のように分類されている。

→レベル1「エスケープ(Escape)」試練に直面すると逃避(Escape)する。
→レベル2「サバイブ(Survive)」なんとか生存(Survive)する。
→レベル3「コープ(Cope)」ただ単に対処(Cope)する。
→レベル4「マネージ(Manage)」逆境を管理(Manage)し、解決しようとする。
→レベル5「ハーネス(Harness)」慈養(Harness)し、逆境を栄養源にさらなる成長をする。

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ここ数年“1on1”というフレーズを様々なところで耳にします。しかし、実際に“1on1”で面談等を行っても、結局、今までの面談と変わらなかったり、部下の話を聴く、と言っても、それに対して、コーチ...

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