ビジネスマインドセットプログラム|商品・サービス
社員のモチベーションの低下は、業績や生産効率性に影響をもたらす、非常に大きな問題です。さらに、モチベーションが低い社員が多く存在すると、組織全体の動きが停滞し、風土や人間関係も悪い状態に陥るため、顧客対応や採用活動など、広い範囲でマイナスの効果を生じることになります。
社員のモチベーションを高め、生産性を向上させるためには、社員が自ら意欲的かつ積極的に仕事へ取組む気持ちを持つことが必要です。そのためには、自分自身と仕事との関係、仕事の持つ意味、仕事が自分に対してもたらす影響等をもう一度問い直し、仕事に対する姿勢及び意識(ビジネスマインド)を変容させなければなりません。
社員が自分に対する会社からの期待役割を認識し、仕事に対して真摯な気持ちで向き合い、明確な目標を持ち、更には仕事を通して自らの成長を実感できれば、その結果として社員のモチベーションは向上することになります。
このように、仕事に対する意識や心構え、行動等を問い直し、あるべき姿を見出し、内側からの変容を促す研修が、ビジネスマインドセットプログラムです。
ビジネスマインドセットプログラムの目的
ビジネスマインドセットプログラムの主な目的は、社員として求められる役割を理解し、役割を果たすための意識、心構え、行動を明確化することで業務へのモチベーションを高め、職場での活躍を実現することです。加えて、自分自身の成長のために取るべき行動を自覚し、社員として働く付加価値を自ら創出できるようになることを目指します。
ビジネスマインドセットプログラムの概要
ビジネスマインドセットプログラムでは、「期待役割の理解」「付加価値の創出」「葛藤の克服」「目標の明確化」の4つの要素を習得します。
- 期待役割の明確化
- 社員としての価値、会社から求められている役割、及び社員として働くことに対する職場での存在価値等を明確化し認識します。例えば、与えられる作業内容が同じだったとしても、立場や責任の大きさによってその社員に期待される役割は異なってきます。「どのように」だけでなく「どのような役割を期待されて」仕事をするか、について意識付けを行います。
- 付加価値の創出
- 期待役割を果たすために自己成長を目指す必要があること、また、社員一人ひとりの成長が会社の成長に寄与するために創出するべき価値を理解します。自分の業務を振り返り、どうすれば付加価値を生むような成長をすることができるか考えます。
- 葛藤の克服
- 期待役割を果たし、価値創出を生み出す行動を実際にとった際に、阻害要因となり得る要素を洗い出します。阻害要因を認識することで、まず理想と現実のギャップを受け止めます。その上で、そのギャップを乗り越える方法を学びます。特に、頭の中では分かっていても行動に移せない、といった葛藤について、しっかりと受け止め乗り越える力を身につける必要があります。
- 目標の明確化
- 学んできた3つの要素の集大成として、もう一度自分自身の目標と現実とを整理し、目標の明確化と共に目標実現に向けたステップを具体的に描きます。
カリキュラム内においては、
- 社員としての仕事の価値
- 社員として求められるもの
- 成長を実現するための方法
- 目標実現の阻害要因
- ギャップを乗り越える方法
- モチベーションが下がった時の対処法
- 明日からの取り組み
といった形で、より具体的な7項目に分けて実施していきます。
コンテンツ | 概要 |
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社員としての仕事の価値 | 「社員としての価値」とは何かという質問を通して、これまでと「同じ仕事」をするのであっても今後は「ゴール」が違うことを認識する。 |
社員として求められるもの | 社員の期待役割の基礎理解を深める。 |
成長を実現するための方法 | 自分の業務において「目標達成」「組織改善」「人材育成」を実践するためには、具体的に取るべき行動を検討する。 |
目標実現の阻害要因 | 理想と現実のギャップを整理し阻害要因を明確化する。 |
ギャップを乗り越える方法 | 理想と現実の乖離を受け止める方法を理解する。 |
モチベーションが下がった時の対処法 | モチベーション低下時の対処法を理解する。 |
ビジネスマインドセットプログラムで期待できる効果
本プログラムの実施により、以下のような効果が期待されます。
まず、自社及び社員自身に求められる期待役割を理解することで、継続的なモチベーションの向上がもたらされるだけでなく、会社のビジョンや方針への理解や帰属意識が生み出されます。
また、目標の明確化により、業務達成意欲の醸成、及び自覚的な自己成長を促します。
更には、職場での葛藤の乗り越え方(ストレスマネジメント)を社員自身が習得することで、社員自身のマインドの改善だけでなく、葛藤やストレスによる業務効率性の低下や職場環境の悪化、さらには離職を防ぐといった効果ももたらします。
加えて、このように社員が自らの意志でビジネスマインドを変容させ、意識と行動を改善することで、より安定した生産性、高い業務効率性、ひいては組織全体の活性化を実現することができます。
実施概要(例)
対象者 | 新入社員~若手社員 |
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研修日程 | 0.5日間 |
適正人数 | 20名 |
実施形態 | ワークショップ形式 |